ShibaDog

自動車メーカーエンジニアのブログ

マスメディアと個人メディア.

 

ShibaDogです.

 

ブログを書き始めて,日ごろを日記的に文章にしてもつなまらなと思いつつ,何かネタが無いかとネットサーフィンしていたところ,メディアという言葉に行きつきました.個人ブロガー,個人メディアはもう何年も前から普及し始めていましたが,正直個人が情報収集をして裏どりした記事なんてそんなに価値は無いだろうと思っていました.

 

なんですけど,最近Google検索でも意外と個人ブログ,個人メディアをあてにする機会が物凄く増えました,以前の記事で上げたように自動車メディアに言いたいこと. - ShibaDog1部のマスメディアのライターがかなり稚拙な記事を上げるようになっている要因もあると思っています.

 

マスメディアの欠点として,Wikipedia内新しいマスメディアには,

ウェブサイトはわずかの資金で開設でき、政治的に中立性が高い場合も多くある。運営に多額の広告料を受け取る必要がある大手メディアは会社の構造上、中立性・透明性確保が難しいため、大手メディアとウェブサイトの記事差別化が進み、中には急速に読者を増やしているウェブサイトもある。

マスメディア - Wikipedia

 

とあるように,大きな組織体を運営する以上スポンサーが必要であり,出資されお金が介在すると偏った情報配信をする可能性があり(昔からある問題),そういった背景からも個人メディアの正しい有用な記事がよく読まれたりするのだと思います.

 

ただ個人メディアも当然問題があって,PV数に応じた広告掲載収入や商品仲介をすることで成果に応じて収入を得られるアフィリエイトが存在し,それらを正しい手段でコンテンツを制作する人もいれば,それらを得ることを目的に悪い手段でコンテンツを配信する人もいるので,個人メディアもピンキリです.

 

しかし最近時,仮想通貨の1番の仕組みである分散管理による個人間送金や個人的経済価値評価(Valuやタイムバンクが有名)が登場してきていて,より個人の価値や利便性によった仕組みが登場してきています.

仮想通貨でいえば簡単に説明すると,個人間送金時セキュリティの問題がありますが,分散されている個人(今は大きな会社が参入していますが)のコンピュータを使用してマイニングという作業をさせますが,これにはいくらかのインセンティブが発生するのである程度の信用が担保されます.また個人評価に関しては,やってきた内容や情報配信内容がある基準でサービス側から評価され,ランク付けから信用が数値として可視化されています.

 

こういった背景から,マスメディアと個人メディアでは規模の大きさが問題なのではなく,とにかく信用なんだと.例えば情報が多すぎて何を選択していいかわからなくなった時,「あの人/あの会社が良いと言っていたからこれにしよう」みたいに情報の優越を人/組織がもつ信用で判断するのだと.一種の有名人化みたいなものですね.

 

なので,マスメディアがいるから個人のメディアなんて意味が無いと思っていましたが,少し自分が持っている情報や,これから学んでいきたい情報を少しずつでも配信していくのも良いな,と思いました.