在宅勤務を躊躇しているエンジニア達に言いたい,「在宅勤務はいいぞ」.
ShibaDogです.
ちょっと社内で在宅勤務が話題になって同僚と話をしていたら,「在宅勤務を悪用している人がいる」みたいな話になって内容を聞いてみたら,在宅勤務をしている自分的には「それ何か問題なの?」って思う内容ばかりだった.
— ShibaDog@HondaR&Dエンジニア (@ShibaDog67) 2018年4月8日
一年間程,子守の為の在宅勤務をやっている自分としても,ちょっと聞き捨てならない.自分の会社で運用している制度内容は説明できませんが,僕はその制度の(制度内容解釈の)範囲内で下の様に在宅勤務を取り入れています.
ちなみに自分は子守の為の在宅勤務をやっているが,子供の,
— ShibaDog@HondaR&Dエンジニア (@ShibaDog67) 2018年4月8日
・午前/午後のみの用事
・体調不良
・夕方早めの迎え
・長期連休の対応
の為に仕事を休みたく無い,細切れでも仕事をしたい場合に使っている.ほとんどが丸一日出社しない,
まぁ制度内容も言わずにこれらは子守の為の在宅勤務に該当するよね?!どう?該当するっしょ?!なんてことは言いませんが,一般的に子守とは子供たちの年齢にもよりますが,
・朝の食事や身支度などの支度補助
・幼稚園/保育園/学校などの送迎
・夕方の食事やお風呂,就寝の補助
・体調不良
・祝日/長期連休で家にいる
など,他にもあるかもしれませんが,大きいところはこんなところかと思います.これらが就業時間と被ってしまう事で就業が疎かになってしまう,といった場合に一般的な認識として在宅勤務を適用することが出来る,と考えています.
これらの家庭の生活スケジュールに対して,家族のスケジュールと,自分の業務スケジュールを調整し,必要な在宅勤務を取り入れるのは,まずはその人個人で判断し,それから職場や上司に主張し調整する,だと思います.
制度の範囲内で且つ職場や上司の同意があれば,特に周りからとやかく言われる事は無いはずですし,もし取り入れ方に問題があれば,その都度当事者同士がしっかり話し合って問題点を解決すべきだと思います.
それも無しに,制度内容も詳しく知らない人間が,「悪用しているのではないか?」は,全然合理的では無いと思います.
これ以降は少し(というかかなり)僕の主観が入りますが,在宅勤務に対する認識として,下の様な可能性が考えられるのでは無いか?と体感で感じていて,まずやるかやらないかに関して,
でその中でも多いのが,打ち合わせがーとか,関係者とのコミュニケーションがー,なんだけど,WEB会議システム使う選択もあるし,会話はメールである程度代替えできるはず.
— ShibaDog@HondaR&Dエンジニア (@ShibaDog67) 2018年4月8日
いや在宅勤務やっている人達にとっては当たり前の考え方なんだけど,そういう風に言う人たちは,やはり出社するという概念から抜け出せていなくて,出来なくなることを出来るようにしよう,みたいな発想に至らない.
— ShibaDog@HondaR&Dエンジニア (@ShibaDog67) 2018年4月8日
別にやるやらないは自由なんで,やれないというのは一向に構いませんが,仮に少しでもやってみたいなーと思っていて,それでもやれないなーと言う人は,まず出来なくなる事を出来るようにするには?と考える必要があります.
当然の様に人とFace2Faceで会話が出来ないことや,実行できる業務内容も少なからず制限されますが,在宅勤務でも出来る事,やり方を変えれば出来るようになる.
ので,在宅勤務をやりたくてその優先度が高いのであれば,そういう考え方が必要です.
あとこれらはだいぶ偏った見方なのかもしれませんが,
たぶんこれは残業と成果主義とも関わりがかなり深いはず.なので在宅勤務制度を作ったとしても,それらに対する考え方や制度も少し見直さないと,正しい認識にはならない.
— ShibaDog@HondaR&Dエンジニア (@ShibaDog67) 2018年4月8日
だからもし成果が出ない時に「でも頑張ってはいました,そこは評価して欲しい」みたいな情けをかけて貰えるのでは?という下心が見える気がする.
— ShibaDog@HondaR&Dエンジニア (@ShibaDog67) 2018年4月8日
だからやはり,成果とは対義的な内申点評価がある以上,出社して長く働く事で保険をかける,という考えが普及しづらい要因の一つ.そしてそれらを理由にみんな出来ない理由を永遠言い続ける.
— ShibaDog@HondaR&Dエンジニア (@ShibaDog67) 2018年4月8日
あとやりたい人達に対しては,そういう可能性も少なからずあるけど,在宅勤務がやりたいのであれば,上手く出来るようにする方法は沢山あるから,在宅勤務の方が優先度が高いのであれば,積極的に主張するべき.
— ShibaDog@HondaR&Dエンジニア (@ShibaDog67) 2018年4月8日
正直体感としては上の様なイメージが,一般的な認識としてあるのではないか,と思います.
問題としてはかなり根深い,これらを理由に在宅勤務に踏み切れない人も多いのではないかと思います.
これらの解決方法は僕としては一つしかありません.当たり前ですが,これら大勢の意見をすぐに変えることはまず不可能です.
ただ,大きな可能性として近い将来,在宅勤務が普及してきて世間として一般的になってくれば,その大勢の意見もあっという間に変わっていくはずです,逆に言えばそれくらい程度の関心しか無いのかもしれませんし.
なので在宅勤務がやりたい,が仕事で評価をしてもらいたい,よりも優先度が高いのであれば,現時点は後者をある程度犠牲にする他ありません.
現時点は少しバイアスがかかるのかもしれませんが,しっかり成果を残し実績を作っていけば,必ず両者を両立できるタイミングが来る,と個人的には思っています.*1
ので,もし在宅勤務をやってみたいけど,どうなんだろ?と思っている人は,大袈裟なのかもしれませんが,ある程度の代償を差し出すちょっとした覚悟が必要だと思います.
「在宅勤務はいいぞ」なんてタイトルですが,良い事は書いてません笑.
最後は偏った内容を書いてしまいましたが,少なくとも現状は未だそう言った目で見られてしまうようなフェーズだと思いますが,少しでも検討の一助になれば.
*1:誤解の無い様に追記しますが,在宅勤務の制度があり且つ,仕事の仕方を変えることで在宅勤務が可能になる,且つ仕事の成果を正当に評価してくれる上司ないしは会社である事が前提です.