ShibaDog

自動車メーカーエンジニアのブログ

プログラマでは無いエンジニアも,もっとプログラミングをして楽しようぜ!

ShibaDogです.

 

shibadog.hatenablog.co

この記事でも書いたように,仕事もプライベートも,とにかく自動化できるものは自動化しようと試みているわけですが,もちろん皆さんも当たり前の様に定型業務の様な繰り返し作業は自動化してますよね?

 

働き方改革が言われるようになってから,ワークライフバランスや,時間当たりの生産性向上の為の労働時間短縮や,その短縮し捻出した時間をプライベートな時間やクリエイティブな活動に充てよう,など様々な方面から色々な情報が飛び交っています.

 

何かを減らす

労働時間を短縮するには,当然今までの様な仕事の仕方では短縮出来るわけは無くて,当然ですが労働時間を短縮するには,

 

1,仕事量自体を減らす.

2,仕事に費やす時間を減らす.

 

の2択だと思いますが,1は個人単位,小さな組織単位で出来る仕事の取捨選択はありますが,上流の仕事量が減らない限り,大きな変化は期待できません.だとすると個人単位で出来る事としては2が効果的である事は,みなさん当然の様に気づいていると思います.

 

機械(コンピュータ)に頼れ!

まさか,帰宅時にPCをシャットダウンしなければいけないけど,わざわざ自分でシャットダウン作業をしたりしていないですよね?

 

まさか,データのバックアップを毎回毎回手作業コピペでやっていないですよね?

 

仕事タスクの管理程度であれば簡単なスクリプトがあれば1つのソフトで出来るわけですが,まさか2重帳簿を付けていたりしていないですよね?

 

まさか,データの書き込みやコピペなどのある程度長期間に亘る繰り返し作業を,脳と手を自動化させて作業実行をしたりしていないですよね?

 

ちょっと大げさに分かり易く書きましたが,繰り返しますけど労働時間を短縮するという事は,今までの仕事の仕方から脱却しなければならない,そしてそれを行うにはPCなどの機械を上手に使った仕組みを作り上げる必要が,これからはあると考えています.

 

今までは人を中心とした,人の行動の効率化や,組織であればワークシェアをすることで全体的な負荷を低減するなどが主流だったと思いますが,それは個人の特徴を限りなく消していく事,つまり歯数の揃った歯車として効率を求めていく様なイメージであったと思います.

 

僕も働き方改革が始まった当初は,まずはそこを改善していく事が正しいと思い込んでいましたが,やはり個人の特徴を消していく様な効率化はとってもつまらないな,と実感しました.そして組織として効率化を求めていくと,意識の差であったり組織に依存し自ら能動的に考える事をやめる一部の層の存在が目に付いたりと,個人的な体感としては良い方向へ変わっていく様なイメージを全く持てませんでした.

 

なので,僕が今考える最善策として,まずは個人ができる仕事の短縮,すなわち機械に頼ることだ,と言う考えに至ったわけです.

 

プログラミングなんてまったく出来なかった.

これらは,1年程度前から考えていたことではありましたが,空き時間を使いやる必要がある事も大きかったのですが,一番はプログラミングに高いハードルがあったことです.

 

今でこそ,ビジュアルプログラミングやテキストベースのプログラミングがほんの少し出来るようになりましたが,1年前はまったくといって出来ませんでした.

 

僕,工業高校出身なので工業科の授業ではポケコン*1を使ったBASIC言語の授業があったわけなんですけど,当時は全然興味が無くて,これっぽっちも出来なかった.

 

コンピュータも今でこそ無いと生けていけないくらい色々な用途で依存していますが,入社時点でタイピングすらまともに出来なかったタイプの人間です.環境には恵まれていたんですけどね,僕の父親は今60歳を過ぎているのですけど昔からPCオタク?で,お下がりの(ゲームしかやらなかったけど)古いPCが小学時代の僕の部屋にありました.電話回線でしたがネット環境もあり,高校からは僕専用のノートPCもありました.でも,ただの音楽データ管理PCと成り下がっていました.

 

 話は逸れましたが,要は機械を有効に使うことで,今の時代遥かに楽に時間を短縮して仕事をこなせるはずなのです.最近ではもっとハードルが高かった機械学習が,ちょっとした知識があれば使うことは出来るようになってきました.これからはもっと敷居が低くなり,多少のPCの知識があれば使いこなせるようになり,更に時間が進めばいつの間にか生活に溶け込んでいると思います.

 

しかしながら,これらの仕組み作りと言うか環境構築は,本質的では無いというか,本業に対して大きな成果をもたらすか,と言われれば当たり前ですがそうではありません.成果を出すには本業に費やす多くの時間を費やすことが重要ですが,それのアシストに過ぎません.本来なら大きな組織でデジタル化に長けている企業とかであれば,こういった便利な仕組みが整っているかもしれませんが,そうで無いことが大半だと思います.

 

ですが,その環境構築をただボケっと待っていたところで,労働時間の短縮やクリエイティブ時間の創出は出来るはずがありません.なのでこういった境遇なのであれば,個人が出来る範囲でやれることをやる必要があります.

 

プログラマでは無いエンジニアも,プログラミングしようぜ!

なので言いたかった事は,プログラミングをしよう!です.今は子供の教育の一環として話題になっていますが,エンジニアなのであれば,いやそうで無くてもプログラミングをしてみよう!です.

 

この間,プログラミングが出来るようになったので,雑談程度でそれを会社の同僚に報告したら,「ツールだからね,出来るようになるのは当たり前だよね」と.

 

「ん?じゃああんたは出来んの?」と喉まで出かけましたけど,いやそうです!所詮はツールです,やろうと思えばある程度は誰だって出来る,コードが綺麗だとか,凄いプログラムだとか,はとりあえず置いておいて,みんなやってみようよ.

VBAでもちょっとやれば,各Officeの連携もやりたい事次第で色々できます.

 

 今の時代,プログラマの人達やデジタルが当たり前の人達にとっては,レベルの低い話をしてしまいましたが,それくらい誰でも出来るような環境が沢山あるし,ハードルも下がっています.

 

ということで,自分達の出来る範囲でプログラミングしようぜ!もっと自動化させて楽しようぜ!浮いた時間で楽しい仕事を考えようぜ!

 

僕はさっさと環境作って次の記事に載せられるように頑張ります.